粘度の高い界面活性剤を散布しやすくすることと、低温時の凝固を防ぐための希釈剤として使用中。
ノルマルパラフィンは、海洋生物への蓄積性がなく、生物に対する毒性も低いこと、また、生分解性が高く、 自然界への影響も低いことが選定の際の大きな要因であった。さらにYHNPは、幅広いカーボン分布を持っているので、様々な流出油に対して効果的である。
繊維を高速で巻き取る際に使用する油剤の希釈剤として使用中。
ノルマルパラフィンは樹脂繊維への影響がほとんどなく、粘度も低く加工スピードを阻害しないことが採用のポイントであった。 他社のノルマルパラフィンと異なり、シングルカット品を揃えており、繊維油剤の粘度調整などで使い勝手の良い点が評価された。
自動車アンダーボディーコーティング材の希釈剤として使用中。
樹脂をノルマルパラフィンで希釈して作ったコーティング材は、粘度調整がしやすく、吹きつけ作業性や、塗膜保持性(タレ性)も良いことが評価された。
壁紙として使用しているコーティング用塩ビゾルの分散剤として使用中。
塩ビ粒子を溶かさず、適度な粘度を持ち、蒸発速度が速いことから、均一な塗膜が形成される。 また、シングルカット品であるため沸点範囲が狭く乾燥性が高い。
廃水処理のための高分子凝集剤の分散用として使用中。
ノルマルパラフィンは、イソパラと比較すると自然界での分解性が良いため採用となった。粘性が低く流動性に優れていることも評価された。 また、臭いがほとんどないこともメリットとなった。
塩ビ樹脂の可塑剤として使用する塩素化パラフィンの主原料として使用中。
SHNPは不純物が少なく任意にカーボン分布をコントロールできるため、今後の生産性向上といった課題に対しても取り組みやすい。